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尊い!!

昨日は初めて、私が撮影した写真が「遺影」として公の場に出た日でした。

 

今まで、広告をやりたいと思ってずっと写真を撮ってきたのですが、人の心に一番残るのは、

こういう写真なのだと、改めて実感した日となりました。

 

遺言で、「あの写真を使ってくれ」ということだったらしく、ご連絡をいただいたときは正直驚きました。

普段、私はブライダルなど、その方の人生に寄り添う写真は、本当に身内の写真以外、感情移入ができないので

あまりお請けしないようにしています。

なぜなら、どんな状況であっても、身内の方が撮られた感情の込もった写真には敵わないからです。

 

しかし、今回は自分にとっての写真に対する根本の考え方を変える出来事でした。

もともと、お客様のご家族ということで、楽しい家族写真を残したいというお話があって、楽しそうだし、

やってみるか!くらいの気持ち(軽いわけじゃ無いですよ!w)と思って、4年ほど前に撮影を

させていただきました。
それを今でも大切に思って、使ってくださるというのは本当に誇るべきことだと感じます。

 

そして何より、「送る会」が素晴らしい。

不謹慎とかではなく、しんみりもありつつ、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

ご家族の方々が、渾身の漫才や、歌あり、スピーチありと、お酒を飲み交わして送り出しました。

遺言として、湿っぽいのはいやだ!というお父様のご意向があったそうです。

それを全力で家族でもって送り出す。

こんな尊いことが他にあるでしょうか。

私自身も、死ぬときはこうありたいと、心から思った1日でした。

 

撮影の際、たった1日、ご一緒させていただいただけですが、その日の晩に一緒にいただいたお好み焼きとビール、

お話した内容はもう忘れてしまいましたが、そのときの笑顔、ずっと忘れません。

 

 

本当にありがとうございました。

どうぞ天国でも笑って毎日をお過ごしください!

 

(写真は会場となった神戸のラウンジバーの席でのスナップ)

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